< JALの 貧乏ブルース 

 

しばらく休憩していた貧乏ブルースを復活する。

地雷探知犬 ( Mine detection dog ) は地中に埋められた地雷を発見する軍用犬。

 

http://www.youtube.com/watch?v=mUfvsuuZA8I&feature=SeriesPlayList&p=53C1D81EF129456B&index=8

 

唐突にビデオの紹介で恐縮だが、日航の2006年増資を調べていたら、近所の地雷探知犬が異変を知らせてくれた。

 

金融庁もビビったらしい、JALの***に

日航の公募増資に応じた上で、まず高い指し値で

大量の買い注文を出す。株式売買は取引成立の

4日後に代金などの決済をしなければならないが、

払い込みを拒む 「受け渡し不履行(フェール)」

を繰り返し、最終的には安値で買い戻した株を

証券会社などに渡していたという。

目の前で証券犯罪が行われているのに、それを

摘発できないのは もどかしいの一言に尽きる

(証券取引等監視委員会幹部)

金融庁は23日、仏系のBNPパリバ証券東京

支店に対して、株式部門の業務全般を対象に2週

間(10営業日)の業務停止命令を出したと発表

した。

同社のトレーダーが「ソフトバンク株」の取引を

めぐり、損失回避目的で作為的な相場形成をする

などの法令違反が発覚したため。

BNPパリバ証券は同日、安田雄典日本代表が

退任する人事を正式に発表した。

 

いとも簡単にBNPパリバを処分した金融庁だが、なぜかJALの実質的MSCB発行を不問とした。

2006年7月の “ 公募増資期間中の受渡し不履行 ” を黙認した。

そんな騒動が起きたことを3年半も発表しなかった。

 

軍の本隊が進軍停止で駐屯野営を始めたのに、なぜ新マネー砲談が慌てて前に進むのかと。

以下のような哀れな姿になって構わんのか?

 

メタリカの大ヒット曲 ONE

Landmine has taken my sight

Taken my speech

Taken my hearing

Taken my arms

Taken my legs

Taken my soul

Left me with life in hell

地雷が俺の眼を奪った

俺の言葉を奪った

俺の耳を奪った

俺の腕を奪った

俺の足を奪った

俺の魂を奪った

俺の人生は 地獄に置き去られた

http://www.youtube.com/watch?v=EzgGTTtR0kc&feature=related

 

ONEの意味は 「 1 」 ではなく、モノ。

地雷爆発で五感の全てを奪われた我が身を、ベッドの上に転がる “ モノ ” と自嘲した悲劇の歌詞。

メタリカのビデオは1971年の反戦映画 「 ジョニーは戦場に行った」 をテーマに作られた。

 

第一次世界大戦当時、アメリカの若者が歓声に送られてヨーロッパの戦場に出陣する。

地雷を踏んで眼・耳・口・手足の機能を全て失い、ベッドの上で植物人間と化した若者の悲劇。

(映画では砲撃の被害)

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=4Gb-Wb5ucI0&feature=related

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C

 

 

以下はボブ・フォッシーの自伝的映画 オール・ザット・ジャズ( All that jazz )

オール・ザット・ジャズは良く使われる慣用句で 「 何でもあり 」 を意味する。

 

Bye Bye Life - " All That Jazz " 1979

Bye bye life

Bye bye happiness

Hello loneliness

I think I'm gonna die

I think I'm gonna die

人生に お別れさ

幸せとも お別れさ

孤独の世界よ こんにちは

俺は 死ぬんだろうな

俺は 死ぬんだろうよ

http://www.youtube.com/watch?v=bNcl0L7eJUY

ラスト近くでベン・ベリーンがエバリー・ブラザースの大ヒット曲を、替え歌にしてふざける場面が “ バイバイ・ライフ ”

1分40秒経過地点から歌が始まる。

10分の長いダンスだが必ず最後までご覧いただきたい。

衝撃のラストシーンである。

 

日本経済新聞コラム大機小機より(2009・9・23)

BNPパリバは仏最大手金融機関。

違法取引でプライベート部門の国外追放処分を受けたシティグループは米銀最大手。

 日本の大手証券が断ったライブドアの価格修正条項付き転換社債を引き受けて巨利

を得たリーマン・ブラザースは米大手投資銀行。

地方金融機関に怪しげな金融商品を売り付ける詐欺まがいの話などは日常茶飯事だ。

外資の乱行は外資を渡り歩いて荒稼ぎする日本人社員によるものが多いが、収益や

管理の責任は会社に帰属する。

 

 

JALに関しては金融庁でさえ、2006年8月から野営地の温泉に入っているらしいよ。

みんな、ノンビリしたらどうかなって。

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